会誌編集委員会

会誌編集委員会は平成3年に発足し、現在は年4回の会誌発行を担当しています。本委員会では会誌の技術論文、研究・技術の解説、取り巻く話題、製剤機械の紹介、工場紹介等の記事について会員に役立つことを基本方針として企画編集をしています。

技術研究論文審査委員会

技術研究論文審査委員会は本学会の会誌に掲載する技術論文・学術論文の内容や質を確保するための審査機関です。

教育研修会

教育研修会は、医薬品製造に関わる基礎的な知識と試験機器、ならびに実際に現場で使用されている製造装置と同じレベルの装置を用いての実習による実践的な教育を行っています。参加者は事業体会員の若手技術者を主たる対象として、固形製剤研修会、無菌製剤研修会及び半固形製剤研修会の3つの研修会を行っています。研修では、研修生の技術理解・習得とともに、研修生同士の交流を促進しています。当研修会は企業の社員教育の一端を支援しています。

工場見学委員会

1993年第1回工場見学会が開催され、以来毎年開催され2000年からは年3回の工場見学会が開催されています。主に製薬工場が見学先となりますが、3回の内1回は異業種の工場の見学会となっています。委員会ではこれらの企画立案ならびに工場見学会の実施を行っています。

GMP委員会

構造設備のGMPに関する調査研究を主たる目的として、平成11年に発足しました。
その後、固形製剤、原薬の設備に対する適格性評価の事例研究や設備保全における品質リスクマネジメントの事例研究、PIC/S GMPの構造設備要件の精査など、設備に関連したテーマを企画・実施し、会員に役立つ成果を提供しています。また、DB分科会では、構造設備のGMPにかかわるデータベースを開発・運用し、HPで会員に提供しています。
日本製薬団体連合会品質委員会との交流会など、活動の場を広げています。

PAT委員会

平成15年にPAT(Process Analytical Technoligy)ガイドラインがFDAからリリースされた時に、委員会として発足しました。それ以来、主として医薬品メーカーの工業化研究部門で行われているICH Q8(製剤設計に関するガイドライン)にためのツールとして関心が持たれ、最近ではICH Q10(医薬品品質システムに関するガイドライン)も公布され、医薬品の品質保証システムとしての実験を含めた検討を行っています。

国際委員会

国際委員会は国際的な活動舞台として、平成10年2月に発足しました。本委員会では国内ならびに海外の動きをとらえ、当学会の意見を発信するとともに、必要な海外の情報を会員に提供するなど多岐にわたる活動をしています。

トレーサビリティ委員会

平成21年に医薬品流通に関して検討する委員会として発足し、法律化されたRSSコードに関するメーカーにおける実態調査だけではなく、医療現場も含め調査を行い、会員へ情報を提供する活動を行っています。

ホームページ委員会

ホームページ委員会は、製剤機械技術学会のホームページの内容について、企画及び更新を行う委員会です。会員各位への各種行事の案内、申し込み、製剤機械技術関連の最新情報、データベースの検索機能を提供しています。人気コンテンツには、「略語集」、「Q&A」、「GMPハード関連法規類データベース検索」があります。

無菌製剤委員会

無菌製剤委員会は凍結乾燥注射剤のQbD申請に関する具体例(モック) の作成、無菌製剤工程のPAT技術確立・無菌連続生産を目指すことや凍結乾燥機の基準となるURSの確立を目的として、2018年10月に発足しました。
固形製剤ではサクラ開花錠のモックが作成され、QbD申請の一つの指針になったが、無菌製剤では企業間で情報共有の場がなく閉塞感があるため、世界標準に比して技術やレギュラトリーの立ち遅れが懸念されています。また、装置基準の一つとして知られているASME-BPEにも不足分があるために補完してURS作成時の指針となる文書を提案します。当学会の意見を発信するとともに必要な海外情報を会員の皆様に提供できるよう多岐にわたる活動を行っています。