30周年記念大会
■ 大会に当たっての実行委員長のご挨拶

森部 久仁一
千葉大学大学院薬学研究院 教授
 「平成から令和の時代となりました。2020年以降はこれまで以上にソフト面およびハード面で変革が求められる時代に突入します。とくに科学技術(バイオ、AI、ロボティクス、微細加工など)や情報通信技術(5G、IoT、ビックデータなど)の進歩は目覚ましく、例えば製造・計測・品質評価技術の分野では、機械の小型化や統合・制御された装置による自動化、それに伴う省力化や無人化が進んでいます。製薬業界はその変化にどう対処すべきか、迅速に判断・対応する必要があります。また、製剤機械技術学会は研究会として設立されてから本年が30年の節目の年となります。これまでの活動実績をもとに、これからの新しい時代をどのように活動していくのか、そして会員にどのように還元していくのかを振り返る良い機会かと思います。そこで、製剤機械技術学会 30周年記念大会では、「新しい時代に求められる製剤機械技術と学会の役割」をテーマにプログラムを企画しました。」
 上記は、2020年1月の第1回実行委員会で、2日間のプログラムを検討した際に考えていた大会の概要です。その後のコロナ禍による社会の変遷は皆さんご存じのとおりです。最悪の事態も想定して記念大会の開催を検討した結果、今回は10/16にオンライン講演という形式での開催となりました。本大会は今回が30回目ではありますが、何分初めてのことばかりである意味新鮮です。またオンライン講演と一部オンデマンド講演を併用することで、ほぼ初期の2日間のプログラム内容で開催します。Withコロナの状況ではありますが、それも含めて新しい時代のあり方を考えるということで、大会テーマは最初のままとしました。実行委員会の任務は、新しい様式となる記念大会を無事終了に導くことと認識しております。最初に示した概要通りの充実したプログラム内容となっておりますので、皆さん是非とも積極的にご参加いただき、新しい様式の大会を体験して下さい。
実行委員(50音順)  
伊豆津 健一
国立医薬品食品衛生研究所
鵜野澤 一臣
フロイント産業(株)
奥田  豊
東和薬品(株)
高島 由季
東京薬科大学
谷澤 良夫
興和(株)
戸塚 裕一
大阪薬科大学
土肥 優史
アステラス製薬(株)
花輪 剛久
東京理科大学
深水 啓朗
明治薬科大学
宮坂  努
大成建設(株)
柳井 薫雄
武田薬品工業(株)
山本  実
(株)パウレック
製剤機械技術学会  
会 長
草井  章

招待講演・特別講演
ライブ配信

 
山本 惠司
国立研究開発法人 科学技術振興機構
 
 
根本 慎太郎
大阪医科大学
 
 
津本 浩平
東京大学大学院
 

受賞講演
オンデマンド配信

 
製剤機械技術学会 仲井賞
淺田 拓海
大日本住友製薬株式会社
 
 
製剤機械技術学会 仲井賞若手研究者奨励賞
林 健太朗
シオノギファーマ株式会社
 
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