一般社団法人製剤機械技術学会|JSPME
当学会について / about JSPME
 本学会は1991年に製剤機械技術研究会として、製薬、製剤機械・計測、エンジニアリング、アカデミアからなる多彩な領域のメンバーが集まり、それぞれの視点・切り口で製剤製造技術、品質を見つめ、究極的には製品の使用者である医療従事者や患者様からの一層の信頼獲得を目指して設立されました。現在は会員数約830名からなり、 10の委員会(会誌編集委員会、教育委員会、工場見学委員会、ホームページ委員会、GMP委員会、国際委員会、PAT委員会、トレーサビリティ委員会、連続生産委員会、無菌製剤委員会)の活発な活動の成果を、大会、シンポジウム、講演会、教育研修会、工場見学会、会誌、ホームページを通じて会員諸氏に提供し、啓発に努めるとともに、関連領域の産官学の皆様に発信しております。昨年は、創立30周年の 記念事業として製剤機械技術学会30年史が編纂され、製剤機械技術ハンドブック第3版が公開されました。第3版はオンライン版で、製剤機械と技術の検索サイトとして、研究の手引きとして利用いただけるものです。多くの皆様に有効利用 されることを願っております。
 本会のイベント運営に関しては、ワクチン接種が進んでいるものの、依然パンデミックが継続している現状では、可能な限りオンラインツールを利用して事業を継続していく方針です。本会の主要事業である研修会・見学会等は、関係者のご尽力により感染防止対策が十分なされた状況で開催されております。大会等の開催も、今後の感染状況に対応しながら最善の手段を選択していく予定です。また本会では、製剤機械技術の一層の振興、我が国の技術の世界へのアピールの機会として「製剤機械技術学会 仲井賞」を、指導的立場の人材育成を目的として「製剤機械技術学会 仲井賞若手研究者奨励賞」を公募し表彰しております。会員諸氏のふるっての応募を期待しております。
 さて本会の関連業界、医薬品産業では、わずか半年で開発されたワクチン、新たなモダリティの拡大など、急激な変革がもたらされています。このような状況下、会員の皆様の学会に対するニーズも、今後大きく変化するものと考えておりますし、本会も新たな時代に適応した学会でありたいと願っている次第です。これまで以上の活力・発信力のある学会として、皆様の業務および社会への貢献が できればと考えております。会員の皆様の温かい御支援の程、よろ しくお願い申し上げます。
会長 米持 悦生
星薬科大学 薬学科長 教授
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