会員の皆様には益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
この度、第１8回製剤機械技術シンポジウムを11月17日(金)に名古屋工業大学 NITech Hallにて下記要領にて開催いたしますので、ご案内申し上げます。
今回のテーマは「異業種融合による製剤機械技術のイノベーション」といたしました。
今後の業界活動に求められる基本的な戦略の一つとして、「ユーザー価値創造の最大化」を挙げることができます。ユーザー価値創造の最大化とは、ユーザーにとって真に魅力的な品質や利便性を具備した製品を提供することであると思います。そのためには、既存概念に基づく製品設計や製造技術の延長線上の工夫では、その実現は難しいと考えられます。
今回のシンポジウムによりまして、製剤機械技術において従来の考えからパラダイムシフトした異業種技術との融合による製品開発概念を実践し、ユーザーのアドヒアランスの向上を可能にすることを期待します。
講演内容は、新規材料開発、在宅医療、ロボット技術、新規ディバイス、センサー技術、表示技術と多岐に亘り製剤機械技術のイノベーションに関して、それぞれの立場で専門の先生方に講演を頂く予定です。
講演後にはパネルディスカッションとして、講演いただく先生方をパネラーに、ご参加の方々との質疑応答も含めた討議をして頂き、今後の業界活動を考える一助となることを期待しております。
多くの方々のご参加をお待ち申し上げると共に、皆様方の活発なご討議をお願い申し上げます。

製剤機械技術学会　会長　草井     章
第18回製剤機械技術シンポジウム実行委員会　実行委員長　大脇  孝行