一般社団法人製剤機械技術学会
会　長　米持　悦生
国際委員会　委員長　夏山　晋

日頃より当学会の活動にご理解とご協力を賜り、感謝申し上げます。
製剤機械技術学会 国際委員会では、日本と特に欧米との製剤技術や品質に関するギャップに着目し、今後の製薬産業の課題や国際競争力に関する情報提供ならびに課題提起を行っていきたいと考えております。本年度は、様々なエマージングテクノロジーや新規製剤機械技術の実装に向けた課題を収集・整理し、学会会員の皆様の実務に直結する情報として提供できるように活動を行ってまいります。
その取り組みの一つとして、このたび以下のテーマを取り上げ、第一回目の勉強会を企画いたしました。
新規や一変で国内でも承認された製剤が出てきている連続生産技術を適用した実例について、実務としてのバリデーションデータの準備取りまとめから申請に至るまでの詳しい情報を基にエーザイ株式会社 柳楽慎介先生によるご講演。
かねてから世界最高レベルの外観品質を誇るわが国の錠剤外観品質を着眼点とし、海外との比較も踏まえ興和株式会社　下川 達張先生と第一実業ビスウィル株式会社　鈴木　修先生によるそれぞれ製薬企業およびハードウェア開発の視点からのご講演。
さらには、やはり製薬産業の国際競争力の重要な開発課題の一つであるスマートファクトリー構築の最新情報をビジネスエンジニアリング株式会社　志村健二先生にご講演をお願いし、これら3つのテーマについて考える場を皆様と共有させていただきます。
皆様のご参加をお待ち申し上げます。