フィルムコーティング技術は多くの医薬品(錠剤)に適用される汎用な技術である。 ラッピング製剤は、熱可塑性高分子フィルムで圧縮粉末を包んで製する新たなコーティング技術であり、従来のパンコーティング法の課題点を改善すると共に、製法やフィルムの特性を活かした高付加価値製剤の開発や開発期間の短縮に貢献できる技術である。 本講演では、このラッピング製剤について紹介する。