【特別講演1】
11/29 10:15 - 11:05

究極のトレーサビリティシステム“On-Dose Authentication”は可能か?

講演者
安永 峻也
愛知学院大学
講演概要

既存のトレーサビリティシステムは包装単位にバーコードやRFIDタグを付与するものが主流であり、服薬をトレースするシステムは限られる。理想的には、個々の医薬品製剤(1錠)単位を識別できるOn-Dose-Authentication(ODA)を利用した真贋判定と服薬管理が究極のトレーサビリティシステムと言えるのではないだろうか。本講演では、既存のトレーサビリティとODA技術についてまとめ、演者の取り組む表面増強ラマン散乱を利用したステルスタグ技術について紹介し、トレーサビリティシステムの将来について議論するきっかけとしたい。