第9回 | ロボット技術が支える医療用漢方製剤製造工場〜(株)ツムラ静岡工場造粒包装棟〜
【概要】
医薬品業界では国際標準化が進む中で、レギュレーション要件の強化への対応および新薬開発などの投資の膨張や医療費抑制政策による薬価引き下げなど、厳しい経営環境にあります。このような環境変化の状況の中、従来の生産システムでは製造コストが上昇し、利益の出にくい構造になってきています。
株式会社ツムラ様では、品質保証および生産性のさらなる向上を目指し、ロボット技術・サーボ技術を活用した自動化技術の開発を行い、製造作業から製造監視作業への変革を進めていらっしゃいます。今回の勉強会では、2016年度に株式会社ツムラ様が静岡工場に竣工した製造工場を題に技術開発の背景と現在の課題に対する対応、さらに導入した開発技術についてDVD映像を踏まえて紹介していただきます。
また、質疑応答では、建設プロジェクトにおける自動化の推進方法など、ご参加の方々との積極的な意見交換を行います。